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marantz model #1250

  • 投稿者: Tik
  • 2010年12月14日 18:58
最終更新日:  18:58

はじめに

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

夏の超臨時四日市オフにて入手したものです。
本当はらいちゃんさんがゲットされる予定だったものでしたが、直すならどぞー、てな感じで譲って頂けました。らいちゃんさん感謝!
とりあえず開いてみます。

ややホコリが積もっているものの、掃除すれば綺麗になりそうな感じです。
また、この機体はいじられていることがわかりました。フロントパネルのネジ付近が傷ついています。
また、ツマミ類も何度も外されたようで、プラスチック部分が大分痛んでいました。

修理

半固定抵抗にマーキングがしてありますね。分解歴があるようです。ボリュームの接触不良以外はとりあえず問題なさそうでしたが、末永く使うためにメンテナンスすることにしました。

で、今回どのようにするか考えました。
電解コンデンサは、ビニールが下がってたり膨らんでるのがあり、どれもマズそうです。
マランツのこの手のアンプっていうと、使ってる電解コンデンサが・・・激しく気を遣いそうな・・・と思っていたら、全部松下と日ケミの標準品でした。
見たところそのまま使うとマズーみたいのばかりだったのででかい平滑用以外全部交換します。

電解コンデンサは、大部分をニチコンの音響用であるMUSEを、
プロテクト回路と電源基盤の一部は入手しやすく安価な日ケミの105℃標準品KMGを使うことにしました。

本当はもっとMUSEをケチるつもりだったのですが、価格を調べてあんまり違わないことがわかったので、
(MUSEとKMGを同一店舗で買うのは初めてで知らなかった)最終的にほとんどMUSEになりました。
まぁ、この機種は電解コンデンサ少ないですしね。

あとプロテクト回路のトランジスタは念のため交換@2SC1318 ×3
半固定抵抗をすべて交換、リレー交換、パイロットランプが切れているので交換。
また、背面のアース端子が折れているので、こちらも交換することにしました。

半固定抵抗は頑丈で回した感触も良いコパルのものです。秋葉原だと三栄電波などで扱っています。

ということで用意した交換部品いろいろ。だいたい共立で仕入れ、あとは秋葉原で買ったストックです。
まずはトーンアンプから。とりあえず今回は、電解コンデンサ4個を交換します。
ハンダを直したと思われる跡があります。直した箇所を見ていると、部品交換はしてないと思われます。
コネクタが刺さる部分は接触不良防止に掃除しておきます。
で、電解コンデンサを取り外そうとしたところ、危ないミスを発見。矢印位置の電解コンデンサ、何かおかしくないですか?

ひょっとして印刷が間違ってる?とかパターン変更があった?とか思い、事前に入手した回路図と照らし合わせましたが、やはり取り付けが間違ってるようです。
ちなみに、こいつはハンダが直されたようなあとはありませんでした。
製造時のミスかい(w
電解コンデンサを交換して、ハンダを全部やり直して掃除したところ。基盤表側もホコリなどを綺麗に掃除します。
こちらはフォノアンプ。こちらも電解コンデンサを交換し、ピン部分を掃除しておきます。
一番手前に見えるトランジスタは入手できませんでしたが、8個ある小さい方は、同ランクのものが入手できました。ボソボソ音が入るような感じだったので手配していたのですが、どうも折れたアース端子の不良だったようで、別のところから落としたら大丈夫だったのでとりあえず様子見します。
こちらはパワーアンプ部。ヒートシンクのついているトランジスタは、すべて外された跡がありました。こちらは、前回修理時にシリコングリスを塗ったものと思われます。見る感じ交換はされてないようです。

電解コンデンサ、半固定抵抗を交換します。半固定抵抗は、元の抵抗値を測定し、だいたい合わせて取り付けました。
また、ハンダは全部やり直しておきました。シリコングリスの塗り直しをしたいところなのですが、手持ちの残りが少ないので終段のみにしました。

ソースセレクター基盤。こちらも電解コンデンサの交換と掃除など。
交換した電解コンデンサは、微妙に状態が悪く、交換してよかった、と思いました。ピンボケですが、これは電解液が噴いて乾いた跡があり、頭のビニールも剥けてます。また、写真だとわかりにくかったので載せませんが、表面がボコボコになってるヤツ、下がパンパンに膨らんでるヤツなど・・・
(+д+)マズー
最後にプロテクト基盤と、電源基盤です。こちらはプロテクト基盤。電解コンデンサと、念のためプロテクト用のトランジスタも交換します。
電解コンデンサとトランジスタを交換し、ホコリを取ったところ。ちなみに、リレーはハンダの色が違いました。
リレーを取り出してカバーを取ったところ。前回修理時、外して接点を磨いたのかと思われます。思い切り指紋が数カ所付いていました。どうも一度いじってあるのは好きではないので、リレーは交換することにしました
DEC
TYPE MSJU 48VDC

というこのリレー、第一電機製で2回路ツイン接点(接点構成2a)、5Aのようです。48Vなんてリレー、地元ではなかなか入手できないので、とりあえず似たようなリレーを入手して、配線を変更して使うことにしました。
下は入手したオムロンのリレー。10Aのものです。

こちらは電源基盤。購入しようとして初めて知ったんですが、チューブラ型の電解コンデンサって、大手国内メーカー全部打ち切ったんですね・・・。知らなかった。電解コンデンサと半固定抵抗を交換します。チューブラ型のはどうしようか・・・。
アキバに逝ったときによく使ってる、三栄電波さんのHPを見ていたところ、ユニコンというものだけは生産しているようで、気になったので、他のモノといっしょに買ってみました。が、個人的ですが、なんとなく信頼性的に微妙・・・?な気がしたので、今回は使いませんでした。ていうか、ユニコンって初めて聞きましたよ?(w

※一応日本のメーカーらしいです。交換しないよりマシかな、ということで後日上のものに交換しています。

電源基盤の半固定抵抗、電解コンデンサを交換したところです。こちらも、半固定抵抗はだいたい元の抵抗値に合わせておきます。
で、調整に入ります。まず、電源基盤からですが、回路図によると、±55V、±66Vを出力しているようです。
現物と回路図を見ると、ここから取り出せば良いですね。テスターは普通のリード棒じゃなくて、先端が挟めるものを用意すると良い・・・んですが、あいにくと持ってないのでワニ口クリップという暴挙に。感電とショート注意。
半固定抵抗はだいたい元の抵抗値に合わせましたが、万が一他の部分にダメージを与えるとマズいので、関係ないところは全部外して調整しました。で、電源部分の調整を終えて起こしたところ。シャーシのホコリを落としつつ、組み立てていきます。

ここで他の基盤も全て取り付け、組み立てます。
次に、DCオフセット、アイドリング調整を行います。調整箇所はここです。写真は半固定抵抗交換前のものです。
DCオフセットは良いのですが、アイドリングの方の調整値がわかりません。
調べたところ、同基盤のテストポイント間が10mVになれば良いようです。
DCオフセットは、だいたい追い込んでおいて、2時間くらいしてから調整を追い込みました。
外装は綺麗に掃除しておきました。切れていたパイロットランプも復活していい感じです。

2007年06月27日 追記

だましだまし使ってきたボリュームが接触不良をおこしたので分解掃除しました。
このボリュームは変態的です。4連というだけでも入手性最悪な上、前2連と後ろ2連で抵抗値、カーブが違います。さらに、前2連はセンタータップ付きです。正直、どれか一つ当てはまっても困るのですが、素晴らしいコンボ。
上のボリュームを見るとわかりますが、接点復活剤的なものを盛大にぶっかけたようでビショビショです。また、抵抗体がオープンなのでホコリ巻き込んでゴミだらけ。抵抗体が削れたのかゴミなのかわからないほどです。
とりあえず改善しましたが、次は無理・・・特注交換になると思います。

2010年12月14日 追記

この時用意した緑色のMUSE(FX)は数年前廃盤となり、秋葉原や共立でもすぐに枯渇しました。
今から同系列であれば、ニチコンのKWや東信のUTSJあたりでしょうか。

まとめ

音も良く、気に入っています。疲れたときとかに聴きたくなるアンプです。


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