ホーム > marantz | Repair > marantz CD-34 (再修理)

marantz CD-34 (再修理)

  • 投稿者: Tik
  • 2010年4月21日 00:00
最終更新日:  00:00

はじめに

以前メンテして使っていたのですが、片ch から音が出なくなりました。
さすがに片ch ナシっていうのはありえないので、修理します。

修理

さて、日記でトランスと書いていたブツですが、トランスではありませんでした。
横から見て納得、リードSWが入ってました。

周りのコイルには5Vが来ており、
手っ取り早く言うと、ミュート用のリレーとして使ってるようです。

日記にも減衰のことを書きましたが、一次二次とかいう巻き方じゃないよな、なんだコレ?でもこの減衰見る感じ 3:1 程度のトランス?と勘違いしたのでした。
お恥ずかしい・・・

で、取り出したわけですが・・・

ニッパーがあまりにも切れなかったので爪切りを使ったところ、誤って割ってしまいました(汗
悪い例ですね、テコ(´・ω・`)ショボーン

危ないので丁寧に片付けます。

残った方をチェック。結果は明らかにダメでしたので交換します。
あんまり細かく追ってないのですが、ミュートはICが出して、Tr. で駆動してるようでした。

入手めんどくさいのでリレーに置き換えようかとも一瞬思ったのですが、詳しい先生に聞いたところ、リードリレーは微妙に周波数特性が良いとのこと。だから計器とかに入ってるんですね。お恥ずかしながら応答が早いくらいしか知りませんでした。使わないし。
上のはテスト用で、交換したのはコレではありません。

飛んでますが、組み上げたところ。

3つ上の写真でわかるように、リードは穴に入っています。外すのは良いとして、このままだと組むには不都合です。
コイル外してボビンだけにすれば抜き差しできますが、回避できるなら全部巻き直したくありません。

ってことで、穴の横に切り込みを入れました。リードのフォーミングですが、先に片方やっておいて、もう片方は入れてからになります。下手するとテコのように折れますので、爪楊枝とかラジオペンチを駆使してなんとか。

一応終わりましたが、前から気になっていたことを調査します。
秋頃から微妙に歪みっぽいような気がしていたのです。また、以前に比べて認識まで時間がかかります。

ということで、電解さんの容量を測定してみることに。
いくつか触りやすそうなところからピックアップしてみます。とりあえずサーボ基盤から。

サーボ基盤より、ニチコンの 47μF

45.9μF程度
さすがニチコン、優秀ですね!

半田の色見る限り、交換はされてないと思うのですが、これくらいなら誤差の範囲内かと。

PHILIPS製、33μF チューブラ

26.1μF程度

他いくつか測定してみると、

DAC基盤
22μF (PHILIPS) → 11μF前後

電源平滑
3300uF (ニチコン) → 1600μF前後

抜けまくり。コレだめじゃん・・・

まとめ

音が出ないのは無事直りましたが、電解さんが容量抜けしまくってたことが判明。
まぁ古いですからねぇ、仕方ないですが。
ちょっと無視できないレベルまで減ってるので、交換するつもりですが、
PHILIPS のとか結構替えにくいですよねぇ

ヤフオク見てたら、CD-34 の補修用コンデンサとして、同じ銘柄と代替品を出してる人いますが、
これもどうなんですかね。
とりあえず、いくつか試してみる予定です。
(初出:2008年01月26日)

[追記] リードスイッチについて (2010年04月21日)

この修理で入れ替えたリードスイッチですが、大阪日本橋のシリコンハウスで購入したものです。
当時は大小2種類在庫しており、大きい方がほぼ同一寸法で丁度良かったのですが、
残念ながら枯渇したようです。

正直、2種類も置いてくれていた、というくらいで、
リードスイッチ単体で欲しがる人はそういないと思われるので仕方ないのですが・・・。

代替品ですが、秋葉原の鈴商でNECトーキンのリードスイッチを扱っています。
サイズが丁度良さそうなものがありますので、同一症状の方は参考にどうぞ。


Related Posts.

No related posts.

トラックバック:0

この記事のトラックバック URL
http://www.tonoko.info/repair/marantz/cd-34_re/trackback/
トラックバックの送信元リスト
marantz CD-34 (再修理) - Tik's 修理工房 より

ホーム > marantz | Repair > marantz CD-34 (再修理)

最近のピン
メタ情報

ページの上部に戻る