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CASIO DA-R100

  • 投稿者: Tik
  • 2003年5月29日 00:00
最終更新日:  00:00

はじめに

このポータブルDATは、某掲示板で頂いたものです。

 ・モーターがうなるだけで動かない(たまに動く)
 ・ヘッドホン出力は音が小さい
 ・ラインで音が割れている

との事でした。過去ヘッドホンステレオ(カセット)ですが、似たような故障で手に負えず処分した事があり、あの時のリベンジをと思い、修理することにしました。

修理

症状を確認したところ、某氏の仰られたとおりの不具合がありました。ヘッドホンでは左右に少し差もありました。早速分解してみます。カバーを外すと、いきなり一杯まで基盤が詰まっています。この下にも基盤がありますが、このままだと見えないので、とりあえずこのでかい基盤を外します。今思ったんですけど、ポータブル機って、不具合あった時とかにパッチあてのスペースないと思うんですが、どうするんでしょうか?

中はこんな感じです。
メカ表から(左) :
こう見ると、据置型デッキとあまり変わらないですね。

メカ裏から(右) :
リール台駆動用のコックドベルトは外しています。
右上がヘッドシリンダ、左上がキャプスタンモーターです。

基盤類 :
DATテープは大きさの比較用です。右上の基盤に表面実装型のコンデンサが3つあります。デジタル入力端子の周りや、ヘッド→ヘッドアンプへのケーブル周りはシールドがされています。
メカ系の修理しながらテストができないと困るので、先に電気系からいきます。
アナログ出力関連の回路(?)に2つ同じのがあります。ちなみに、ちょっと噴いてます(笑)。これ以上に怪しいものはない?ということで、交換します。
100uF 4Vでしょうか?4Vってなかなか聞かないですね
右は取り外して綺麗にした後です。左のアレの足がちょっと茶色っぽいです(笑)。手前の方のパターン数カ所に電解液の跡みたいなシミが付いています。
左側も取り外しました。思い切り噴いていますね(^^;
パターンに異常がなくてよかったです。スペース的にギリギリなので、どう張り替えるか悩みます・・・
いろいろ考えた結果、こうなりました。電解コンデンサと基盤は触れていませんが、念のため絶縁テープを小さく切って貼っておきました。
残りの1つの方は大丈夫そうでしたが、念のため張り替えておきます。
普通の電解コンデンサだとどうしても入らなかったので、ストックにあった小型品(もちろん新品)を使いました。あまり違和感もないと思います。
これで、ラインアウトで音が割れなくなりました。
ヘッドホンの方は、まだ左右に少し音量の差がありますが、いろいろ調べたところ、どうもボリュームが悪いようです。接点復活材は基本的に嫌いですし、交換するにも地方で丁度良い部品が見つかるかわからないので、このままにしました。外で聞く時は、携帯用ヘッドホンアンプでも作るか、左右微調整用にボリュームでも外付け(ヘッドホン出力>VR>ヘッドホン等)します。
ボリューム、使っていれば痛んでくるし、バラツキもあるんで仕方ないと思います。バラツキといえば、最近新品購入したヘッドホンステレオ(もう調子悪いw)なんか普通に聞いてて気になるくらい差ありました(苦笑)
簡単ながら電気系をチェックしたので、次はメカに移ります。
基盤などを外し、メカが見えるとこのようになります。右の写真中央あたりに本当はコックドベルトがついていますが、外しています。フレキシブルケーブルを傷つけないように、ヘッドなどを触らないように慎重に作業します。たまに再生できない、ということでモードスイッチなどセンサー類をまず疑いました。
ここがビデオとかで言うモードスイッチですね。接点が見えています。
ヘッド、ローディングポスト周りがプラスチック製なのが気になりますね・・・。コストダウンでしょうか?ここだけはプラスチック使わないで欲しかったです。ポータブル機ですから、尚更です。外で使うんですから・・・。普通はないと思いますが、熱で変形とか、落として割れるとか、考えるとちょっと不安です。
モードスイッチ周りのギア位相です。赤丸が付いている2箇所のギアの穴と、シャーシの穴の位置が一致する場所に合わせればOKのようです。手順ですが、まず矢印の差している小さいギアを回し、左下の鉄製のギアの穴とシャーシの穴を合わせた後、(写真の場合右上に付いている)白いギアをシャーシの穴を見ながら差し込めばいいと思います。
接点が細かいので、モードスイッチのヒゲ部分を起こしていると合わせる時に位置がズレてしまいますので注意。実はやりました(^^;
外す時に見てなかった自分が悪いんですが、ギア位相を合わせるのに時間がかかってしまいました

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